サンタクロース村
 フィンランド北部の美しい町ロヴァニエミにサンタクロース村はあります。
敷地の中にはオフィス、ショップ、郵便局などがあり、ここの郵便局には世界中の子供達から手紙が届きます。
オフィスの中はサンタクロースの部屋にもなっていて、サンタクロースに会えるのです。
部屋に入っていくと椅子に腰掛けて、白い長いひげに赤い服、やさしい目をしたサンタクロースが座っていました。
サンタクロースは次々と来る観光客とお話をしていました。
私は、サンタクロースの膝の上に座らせてもらい、いろいろな話をしました。そして、一緒に写真を撮ってもらい、胸のところにサンタクロースのシールを貼ってもらいました。
最後に「いい子にしているんだよ。クリスマスに会いに行くからね。」と約束をしました。
 ショップにはクリスマスグッズやサンタクロースグッズが豊富に取り揃えてありました。トナカイ牧場もあり、トナカイが飼育されています。

帰る前にもう一度サンタクロースに会おうと部屋に行きました。
そこにはサンタクロースの足跡が・・・
足跡をたどっていくと、サンタクロースがお昼寝中!!!
部屋にはクローゼットもありました。サンタクロースは起きる様子もなかったので、寝ているサンタクロースに「クリスマスに待っているからね。」と言って、サンタクロース村を後にしました。

 サンタクロースはもともとロヴァニエミに住んでいたわけではなく、北緯68度、サンタクロース村から約300Kmほど北にあるラップランドのコルヴァトゥントゥリという山の中にサンタクロースのお手伝いをする妖精と一緒に住んでいました。
コルヴァトゥントゥリはフィンランド語で「大きな耳の丘」という意味で、動物が耳を立てたような形をしている丘です。
ここでは世界中の子供達の声が聞こえてくるのです。トントゥにも特別な耳があり、子供達のプレゼントのお願いが聞こえるのです。
 サンタクロースがロヴァニエミに引越しをしたのは、北極に住んでいたためにトナカイに与える食料が不足して・・・
コルヴァトゥントゥリまでは道という道がなく、サンタクロースに会いに行くには難しいので、サンタクロースは子供達に会いにロヴァニエミを訪れるようになり、引越しをしたのだとか・・・でもロヴァニエミには出張できているだけだとか・・・いろいろな説があります。どっちにしてもクリスマスに会いにきてくれることには変わりないのですが。
 トントゥは赤いトンガリ帽子に赤い服を着た小人で、フィンランドのいたるところ、森の中や、家々に住んでいて普段は私達の目に付かないところで人間のお手伝いをしている妖精です。
 サンタクロース村は北極圏になるため入るための儀式がサーメ式テント「コタ」で行われ、北極圏に入ったという証明書を発行してくれます。
夏は白夜で一日中太陽が顔を出していて、不思議な感覚に陥ります。
冬は運がよければオーロラも見られるので、防寒対策をしっかりして-30の世界を体験してみてはいかがですか。
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