サウナ発祥の地フィンランド
 サウナは1500年前からフィンランドにあると言われています。昔は、麻の乾燥や肉を燻製にするためなどに使用されていました。サウナの原型は「スモークサウナ(SAVUSAUNA サブサウナ)」と呼ばれるもので、熱気の変わりに煙を室内に充満させ入るものでした。温度は低く、薪で温めるので、入れるようになるまで8時間もかかるのです。時間はかかりますが、スモークサウナは今でも人気があります。
 フィンランドでは3人に1人はサウナを持っていると言われています。一家に1台ですね。この所有率は日本で言えば、お風呂でしょうか。昔はフィンランドにも浴槽付きの住居がありましたが、フィンランド人はサウナを好み、お風呂に入る習慣はないため、今はあまり浴槽付き住居は見かけません。
フィンランド人の生活にサウナが無い生活は考えられません。ほとんどの家にサウナはありますが、マンション(ついてる所もあります)などで部屋にサウナがなくても、共同サウナがあり、曜日や時間などで分けられ、週2回程度みんなにサウナの順番が回ってくるようになっています。また、サマーコテージを持っている人が多く、コテージには必ずサウナがついているので週末にゆっくりサウナに入るという人もいます。
 サウナはフィンランド人にとって、家族団欒の場所、リラックスできる場所であり、社交場ともなっています。 


 フィンランドのサウナは、最近は電気式のものが普及しており、30分ほどで温かくなります。
サウナと呼ばれているものは、2段になっていて下に薪を入れて燃やし、上の段には石(サウナストーン)が置いてあります。
薪が石を熱し、そこに水をかけると蒸気(LO:YLY ロウリュ)がでます。入れるほどに温まるまで4〜5時間かかります。
サウナストーンは香花石で火成岩が氷河で冷やされ、長い年月を経て、硬くなったもので、フィンランド全土で採れます。熱くしても変形しません。
 せっかくフィンランドでサウナに入るなら、電気のものではなく、薪で温める物、スモークサウナに入っていただきたいです。


 そして、サウナで挑戦していただきたいのが・・・
白樺の若枝を束ねて作った(VASTA ヴァスタ)で体を叩くこと!!
ヴァスタを水に浸し、サウナの中で全身を叩きます。白樺からオイルがでて、体をきれいにしてくれます。
また、新陳代謝をよくしてくれるのです。森の香りも一緒に楽しみましょう。
 日本人が叩くと力が入ってないと言われます。フィンランド人はみんな真っ赤になるくらいすごい力を入れて叩きます。
機会があればフィンランド人に叩いてもらって見てください。
 日本人の叩き方をみかねて、進んで叩いてくれるフィンランド人もいるかもしれません。


エルマおばあちゃんが
ヴァスタを作っています。

それでは、フィンランド式サウナの入り方を紹介します。
 まず、脱衣所で服を脱ぎます。アクセサリーなども外した方がいいと思います。
フィンランド人はよくアクセサリーをつけたまま入りますが、馴れなのか・・・
つけたまま入るとかなり熱くなり、火傷する恐れがあります。
 フェイスタオルなど、おしりの下に敷くタオルを持って入りましょう。
 軽くシャワーを浴びます。髪も濡らしたほうがいいですよ。
 サウナに入りますが、ここで忘れてはいけないのが、水入りバケツと柄杓です。
シャワールームになければ、サウナの中にあります。
  フィンランドのサウナは大抵、2〜3段になっていて照明は天井ではなくイスの下にあり薄明るくてとても居心地がよく、リラックスできます。


 先客がいない場合、全く熱くなく、(これがフィンランドのサウナ!?)と思うかもしれませんが、これからです!!!!
柄杓で水を2,3回サウナストーンにかけて下さい。蒸気を浴びましょう。
時間差で熱くなってきますので、一気に大量の水や、何回も連続でかけるととんでもない熱さになるので、熱さを確かめてから、また次にかけたほうがいいですよ。

 熱くなったら夏は湖に飛び込み、冬は雪の上に転がったり、湖の氷を割って作ったAVANTO(アヴァント)と呼ばれる穴に入り、クールダウンします。←かなりの勇気が必要です。(私はまだ入ったことがありません・・・)

←冬 転げまわる勇気ありますか。


←夏
 ホテルなどではプールがあるのでプールでクールダウンしてもOKです。プールがなければぬるめのシャワーなどで。
フィンランドではサウナで1回温まったら終わりではないのです。クールダウンをしてまたサウナに戻り温まります。
これを何回か繰り返すのです。

 水分も摂りましょう!日本ではサウナの合間にビールなんて・・・って思う人も多いかもしれませんが、フィンランドではビールなんです。サウナ中もサウナを出てからもビールなんです。
子供にはJAFFA(ファンタのオレンジ味?!)が人気です。
冬の間は雪の中でビールを冷やすこともありますが、たまに凍ってしまうので注意です。
セッポおじさんがサウナ上がりのビールを待ってます→

 最後に体を洗います。体を洗った後、サウナに入る人もいれば、出る人もいます。
サウナを出た後は気分爽快!!
まだサウナストーンが熱いうちにその上でソーセージ(MAKKARA マッカラ)を焼きましょう。サウナの後のビールとソーセージはフィンランド人の楽しみの一つとなっています。
 サウナはとても神聖な場所で、昔は出産する場所でもありました。
ヴァスタを作っているエルマおばあちゃんもサウナで出産しました。
 また、サウナにはサウナを守る妖精トントゥが住んでいて、喧嘩や悪口が大っ嫌いなのです。
 デパートなどではサウナグッズコーナーがあり、色々なグッズがあります。
 昔はヴァスタだけでしたが、最近はサウナ用ハチミツ(お風呂でも使えるのでお土産にも人気!)サウナティッパなどが人気です。


おしりの下に敷くタオル(SAUNA ALUSTA サウナアルスタ)も専用のものが売っています。タオルでも十分ですが、タオルだけではなく色々な質のものが売っています。
サウナ用まくらもあります。
 人気なのがリネン製品のもの。
丈夫で長持ちし、吸収性がいいので、汗をかくサウナにぴったりなのです。
また、リネンには肌から老化した細胞をはがし、美容にもいいとされています。
自分好みのサウナグッズを探してみて下さい。

 ホテルのサウナや共同サウナではヴァスタやハチミツなどの使用が禁止されている所もありますので、
そのサウナの注意事項に従って下さい。
また、バケツの中に入れる水ですが、サウナによっては温かさも規定があるところもありますので、
注意事項をよんで、サウナに入って下さい。
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