世界遺産Vo.1(SUOMENLINNA)
 フィンランドには5つの世界遺産があります。
その中でも首都ヘルシンキにあり、フィンランド人にはもちろん観光客にも人気あるのが、スオメンリンナ要塞(Suomenlinna)です。1991年に文化遺産として登録されました。
 18世紀のはじめ、ロシアはスウェーデンの支配下にあったフィンランドをめぐり、戦争をしており、20年にもわたる戦争の結果、スウェーデンはフィンランドの南東部を失い、昔からあった要塞も奪われてしまいました。
また起こるかもしれない戦争に備え、要塞を建設せざるおえなくなったスウェーデン王フレデリク1世は要塞の候補地をヘルシンキ近郊に浮かぶ無人島とし、建設は40年もかかりました。そして、「スウェアポリ」スウェーデンの城と名づけたのです。
しかし、ロシアからの攻撃に備える目的として使われることはなかったのです。



 1808年、ロシアはフィンランドに侵攻し、翌年にはロシア軍によってスウェアポリは陥落してしまいました。
その後、100年にもわたって、スウェアポリはロシア軍の駐屯地となり、1855年のクリミア戦争の時には、英仏艦隊の激しい攻撃で大打撃を受けたのです。
 1917年のロシア革命をきっかけに、フィンランドが独立をしてからは要塞の名前もSuomenlinna(フィンランドの城)となったのです。
ヘルシンキマーケット広場からフェリーで約20分。
切符は券売所、船の中で買えます。  


 フェリーが着く桟橋の近くにはビジターセンターとスオメンリンナ博物館があります。日本語でのスオメンリンナツアーや歴史を紹介するビデオ上映もあります。スオメンリンナ新聞(英語)が置いてあります。新聞の中には観光名所がのっている地図もあります。

   ←沖縄の世界遺産「座喜味城跡」の城壁に似ていませんか?

    ←大砲はいろんな所にあります→   

 海を見ながら、心地よい散歩道となっっています。
夏には多くの人々がピクニックなどに訪れ、日光欲の大好きなフィンランド人は芝生の上で寝転がって本を読んだりしています。
夏の間の憩いの場として、親しまれています。           
 島全体的に風が強いので、風対策をお勧めします。
夏でも日陰は肌寒く感じることもあるので、一枚長袖があるといいと思いますよ。
 島には現在約900人が住んでいるので、民家などもあります。
きれいなお花と思って入った所が、民家の庭だったりしますので、気をつけて下さい。

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